すぐ近くで起きた、子どもの自転車事故
先日、家の近くで子どもの自転車と車の接触事故がありました。
現場は細い抜け道で、車からはブロック塀や大きな木があってとても見えにくい場所。
子ども側も、小柄な体では道路の先まで見通すことは難しかったと思います。
事故当時は夕方で、小雨も降っていました。
「早く帰らなきゃ」という焦りもあったのかもしれません。
私は去年から自転車を使い始め、自分なりに“車のつもりで運転する”ように意識しています。
だからこそ、子どもたちにも最低限のルールを、今のうちから伝えておかないといけないと強く感じています。
小2の娘にはまだ自由にさせていませんが…
うちの子は今、小学2年生。まだ自転車での行動範囲は限られています。
でも、あと1〜2年もすれば、友達と一緒にいろんな場所へ行くようになるはず。
それまでに、命を守るための“当たり前”をしっかり身につけてほしい。
そう思って、私なりに4つのルールをまとめて、日々声をかけています。
① 飛び出さない・左右を必ず確認
人通りの少ない場所でも、車だけでなく歩行者や自転車が通ります。
「ここなら大丈夫」という油断が、加害者になる危険を生むことも。
「誰もいないように見えても、必ず止まって左右を見る」
これは最初に何度も伝えたい基本中の基本です。
② 「止まれ」は必ず止まる(足をつける)
「止まれ」の標識では、足をつけて止まる。これは自転車も同じです。
原付や車と同じで、“車両”としてのルールがあることを知ってほしい。
でも正直、大人でも止まっていない人、多いですよね…。
それだけに、子どもにはしっかりと教えないと危ない場所では本当に怖いです。
③ 友達の後をついて渡らない
これは子どもの事故で一番多いパターン。
「前の子が行ったから自分も大丈夫」そう思って飛び出してしまう。
でも、前の子が無事でも、タイミングがずれたら自分はアウト。
「自分の目で見て、必ず止まって考える」
これを根気よく伝えたいと思っています。
④ 困ったら自転車から降りて“歩行者”になる
「ここ通れないかも」「迷った」
そんなときは、無理に進まずに一度降りること。
降りれば“歩行者”として安全な選択肢が増えます。
「自転車に乗り続けるのが正解じゃない」と伝えることも、大切な考え方の一つです。
楽しいが先行する年頃だからこそ
うちの子は「楽しい」が先に来る性格で、ルールを無視してしまいがちです。
「車にも迷惑かけるから!」と、毎日のように伝えてはいますが、どれだけ伝わってるのか…。
それでも、「忘れてた」では済まされないのが交通ルール。
大きな事故になる前に、親としてできることを、少しずつ積み重ねていきたいです。
読んでくださった方のお子さんにも、きっと同じような不安や心配があるかもしれません。
「うちもこんな風に伝えてるよ」などあれば、ぜひ教えてください。