アウトプットは得意。でもインプットはちょっと苦手な娘
小学2年生になったお姉ちゃん。
小さい頃から、自分の気持ちや考えを話すのは得意で、工作や絵、作文も好き。
いわゆる「アウトプット型」のタイプです。
でもその反面、覚えることや順序立てて考える「インプット系の学び」がちょっと苦手。
最近、その傾向が算数のある単元でぐっと表れてきました。
「○時○分」は読めるのに…「何分間?」でストップ

今、娘がつまずいているのは「時計」です。
1年生で習った「時刻」はちゃんと読めるのに、2年生になって出てきた
「何分間?」
「何分は何時間何分?」
「何時間何分は何分?」
など、“時間の間”を考える問題になると急に手が止まります。
短針で数えてしまったり、長針・短針がごちゃごちゃになったり…。
本人も「なんか分からへん…」と困った表情をしています。
焦らない。でも、ちょっと心配な親心
「なんで分からないのかな?」とつい思ってしまいそうになるけれど、
よく考えたら私も昔この単元、苦手だった気がします。
時計って、ぱっと見はシンプルでも
“針が動く”
“数字が60で一周”
“時と分のスケールが違う”
…など、子どもにとってはとてもややこしいものなんですよね。
だからこそ、「できない」のではなく「まだ慣れていないだけ」と思って見守りたいなと感じています。
試してみようと思っている5つのサポート法
まだ手探り状態ではありますが、これから試してみようと思っている方法をまとめてみました。
① 実際に針を動かせる時計を使う
→ おもちゃの時計や紙の学習時計を使って、針を動かしながら「30分ってどのくらい?」を体感させたい。
② タイマーや砂時計で遊びながら時間を感じる
→ 3分、10分、15分をタイマーで体感してから、「じゃあ今の時間、何分だったと思う?」と聞いてみようかな。
③ 時計の絵を描いて、一緒にぬりつぶす
→ スタートとゴールの時間に針を描いて、その間をぬって「ここが○分間だね」と視覚的に理解を促す作戦。
④ 間違えたところも一緒に振り返る
→ ノートに「ここで間違えたね」とメモをしておいて、あとで見返して「あの時よりわかるようになった!」と感じられるといいな。
⑤ 正解じゃなくても“考えたこと”をほめる
→ 「数えようとしてたね」「針の向きに気づいたね」など、小さな発見や工夫を拾って、やる気につなげたい。
一緒に悩んで、一緒に成長できたらいいな
正直、まだ「これだ!」という解決策は見つかっていません。
でも、「わからないね」と一緒に悩む時間も、きっと大切なんだと思います。
焦らず、ゆっくりでも、“わかった!”が少しずつ積み重なっていくように。
そんな風に親子で学びの時間を過ごせたらいいな、と思っています。